2009年10月06日

鶴ケ城能楽堂 復活

かつて会津若松市の鶴ケ城内にあった能舞台を復活させようと、愛好家らが地元企業や個人から約1億3千万円の寄付を募り、建設した能楽堂が1日、オープンした=写真。財政難の市に代わり、市民の力で建設しようという呼びかけに約2千人が応じて実現、同市に寄付した。

 愛好家らでつくる会津能楽堂建設協会の満田政巨代表理事(80)は「300年、500年と後世に残る能楽堂ができた。伝統文化を会津から発信する拠点にしたい」と感無量の様子だった。市教委などによると、鶴ケ城内には江戸時代に能舞台があったが、戊辰戦争後に壊されたという。 

 市が鶴ケ城公園内の用地を提供し、昨秋に着工。木造平屋建て、延べ床面積約250平方メートルの能楽堂が8月に完成していた。奈良・吉野産の最高級ひのきを使い、職人技で仕上げた建築で、屋外施設としては全国有数という。

 寄付を受けた市は、能だけでなく、日舞や邦楽、落語など広く一般開放する予定で、すでに茶会などの予定が入っている。使用料は日中4時間で6300円、夜間8400円など。約400人程度の観覧席の設営が可能という。

【朝日新聞】
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ここでの復活公演が楽しみですバラ 
公演できる機会や場が増えるのは、役者の方達にもいいことですし、見る側にとっても伝統工芸が幅広い世代へ広がっていったらいいなと思います日本きらきらみずいろ




Posted by apollon at 18:05