2011年02月01日

鳥インフルエンザ、郡山で感染、県内で計5羽目

 郡山市豊田の市豊田浄水場貯水池で、渡り鳥「キンクロハジロ」(カモ科)の死骸1羽で新たに鳥インフルエンザの陽性反応が出た。県内ではこれで5羽目。全国的に感染が明らかになる中、最初の4羽で判明した17日以降は県内では異常はなかったが、問題がまだ終息していないことを思い知らされた。県畜産課は、現場から半径10キロ以内の監視区域設定期間の延長を検討している。
 監視区域は、最初の4羽の強毒性が判明した日から3週間後の2月8日までの設定を予定。区域内にある養鶏関連の59施設の鶏の死骸数確認、防鳥ネット設置や消毒の徹底を重点に監視してきた。今回も強毒性が確認された場合、改めて3週間設定し、監視を継続する。
 北海道大学(札幌市)で行っている毒性の検査は2、3日かかる見通し。最初のケースと死骸の発見場所と鳥の種類が同じため、県は強毒性の可能性が高いとみている。
 県は、河川など野鳥の飛来地で死んだり衰弱したりした鳥がいないか調査を続け、感染の有無の検査も継続する。




[毎日新聞ニュース]より



 各地で鳥インフルエンザの報告が増えてきています。渡り鳥が原因ではないかという見方が多いですが、そうなると防御策も難しいですね。養鶏場では防護ネット等を万全にし、外部からの鶏の侵襲を防ぐしかなさそうですね。鳥インフルエンザも珍しいものではなくなってきているだけに、発生のメカニズムや予防ワクチン、それに根本的な根絶法が早くできると良いのですが・・・。  


Posted by apollon at 10:21